ケフェウス座にある有名な大型散光星雲です。
余りにも大きい為、チップサイズが小さいCCDカメラでは収まり切れません。
入り組んだ暗黒帯が実に見事で、この暗黒帯の部分をクローズアップして写している方も多い、最近人気の天体です。
こちらは200mm望遠レンズでカラーで撮影したものです。
Hαフィルターでは明るく見えますが、実際にはなかなか淡い天体で、難物です。
こちらは135mm望遠レンズで全景を収めたものです。
Sh2-240といい、ST8EクラスのCCDカメラにとって、135mmというのは大型散光星雲を捉えるのに実に都合の良い焦点距離であるかが判るかと思います。
さすがに135mmでは300mmと比べると星雲の分解能の点で不満は残ります。