■Vixen VX-1■

35mm一眼レフカメラボディ

                  1994.02〜2016.7

現在所有している35mm版フィルムカメラです。 ここ数年は、デジタル系機材に興味が傾いているため使用頻度はまれ、です。

しし座流星群の時には久しぶりに活躍してくれましたが、撮ってすぐに結果が判らないので撮った気がしないという違和感がありました。
でも、現像からあがってきた袋をあける時は、すごくどきどきしてしまいました。
これはデジタルにはない楽しみです。
また、ポジフィルムの透明感、シャープな星像はデジタルにはない非常に大きな魅力と感じます。

この他、フィルムカメラとしては、
PENTAX 6×7 (1993.12〜2003.06)・・・使ったのはなんと1度きり!!
ミノルタ、X-70 (1988.?〜1994.08)・・・・バルブで電池を喰うため現在では使用していない。
などがありました。

2016.8
自宅建て替えにつき、不用品として廃棄しました。まぁ・・活用の途もなくなっていたので仕方ないところです。


夜明けの月 1991年7月
カメラ:ミノルタX-70 MDロッコール50mmF1.7
フィルム:SuperDD100 

試験勉強の合間(っていうか夜明けてんじゃん・・)に窓から綺麗な月が見えたので撮ってみました。
あさぎ色の空と美しい雲間の月。前景が民家でなければもっといい写真になったのでしょうが・・・。
それにしても、このレンズは無理な明るさではないせいかキレの良いレンズでした。
M42 1992年2月
カメラ:ミノルタ X-70 フィルム:GX3200 トキナー400SD(400mmF5.6)
赤道儀:MZRL AR-1

本格的に(?)写した初めての星雲の写真がこれになります。
ノータッチガイド2分でノータッチガイドで自宅近くの空き地で写しました。
もっとも、どうせダメだろうと現像したのは半年以上経った8月だったりします。
文化祭に使うために現像した覚えがあります。
M16M17 1994年6月 PENTAX400mmF5.6開放 S.G400にて
20分露出 EM-10赤道儀 カメラ:VX-1

サークルの写真展の写真を得る為に、梅雨空の中、富士山新五号まで出かけた時の写真です。
レンズは(当時)東京電通大の知人から借用した400mmF5.6。
当時から、長玉志向で撮影挑戦していました。
ピンぼけ写真でしたが、天の川と赤い星雲が写って嬉しくなったのを覚えています。
雨の中、でかけたかいがありました。

M16M17 1994年6月 PENTAX400mmF5.6開放 S.G400にて
20分露出 EM-10赤道儀 カメラVX-1

左と同じ日に写したもの。
今のデジタルカメラに比べてしまえば、駄作ですが、しかし、今とは違って短い露出で、
さくさくと写していたのが判りますね。この日はM51からはじまって、12対象ほど写していたと思います。
ネガもたぶん、まだ実家のどこかに転がってるでしょうが・・。

GT5000イメージスキャナで取り込んだだけの写真です。
もう少し高解像で取り込んでおいてもよかったな、、、。当時のPC事情としては仕方ないか・・。
馬頭星雲 1994年10月 露出30分
カメラ:VX-1 フィルム:S.G800 Meade15cmF3.6 シュミットニュートン

神奈川県相模原市の実家のベランダから撮影したものです。
光害が激しいのですが、μフィルター+ATMフィルターの光害カットフィルター2枚重ねで光害をトコトン排除し、明るい光学系(北村氏からの借り物)を使うことで、都会地からでもこの淡い星雲を見事に捉えることができました。
ピントはピントグラスを使って合わせてました。
しし座のトリオ
カメラ:VX-1 フィルムS.G800 MIZRL13cm反射直焦点 1996年2月

1996年2月に撮影したもので、フィルムでの直焦点撮影はこれを最後に止めました。
以降は、直焦点撮影は冷却CCDカメラが中心となっていきます。
元もとはガイド撮影の練習用にと自宅で始めたST4による撮影だったのですが、、、。
とりあえずは、何とかフィルムでも撮れるようになったぞ、ということで、かえって踏ん切りがついたのかもしれません。
デジタルへ、と。
PENTAX 6×7 100SDUF 富士山西臼塚にて  SuperHG400 ハイコンU現像処理

PENTAX6×7による最初で、、、最後の撮影でした。1993年12月の撮影です。
一度使ってその魅力を解さなかった時点で、自分向きの機材ではなかったのかもしれません。
しかし、自分の撮りたいものが、クローズアップにこそあると理解するのに、必要なプロセスであったのではないか、、、
そうも感じています。
しし座流星群 2001

Vixen VX-1 フィルムS.G800 シグマ28-105mmズームレンズ 28mm

しし座流星群の夜。
無数の流星が乱舞する中での1枚です。光害が残る中での撮影だったので、少々不安でしたが、問題なく写ってくれたようでした。
緑色から緋色へと変化する流星を美しく捉えることができました。
この日以降、フィルムは使っていません。
フィルムが嫌いだというわけではなく、そそっかしい僕にとっては、その場で撮影結果が判るデジタル画像の方が合うから、です。
このような広角の対象ではまだまだフィルムの方が本質的に優れているわけですが、やはり画像処理のしやすさ、自由度の大きさ、
感度の良さ、、という面から、今後はこういった広角画像であっても、S2Proが活躍することになるだろうと思います。

ちなみに、このページの写真画像は、すべて、PC9821Xa7改(FSB66MHz改造,WinChip2-233MHz)に繋げてあるEPSON GT5000という古いフラットヘッドスキャナでLサイズのプリントを取り込んだものです。
接続がCバスの専用ボードなので、未だにキューハチを使っている私・・。



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