Fujifilm X-E1デジタルカメラ


Fuji X-E1 16M Pixel Mirror Less Digital Camera
                  2012.12〜


2012年12月に購入したミラーレス一眼デジカメです。
Canonからなかなか手頃で魅力的な機種が出てきてくれなかったこともあり、EOS40Dの後継として、普段使いも含めての購入となりました。

EOS60Dは、どうしても、EOS40Dのマグネシウムボディとくらべてしまうと、質感的にちょっと抵抗があったのもあり、また、当初、値段が落ちていたところ、買おうかと思った時にはお値段が1万円以上も値上がりしていたこともあって、機会を逃してしまったのも大きいです・・・(´・ω・`)ショボーン

このX-E1は珍しく、販売されてほとんどすぐに購入しました。
一番の理由は独身最後の買い物かな?というのが大きかったのですが、実際に、このカメラでなければ、撮影できなかった写真も撮れて、満足度は高いです。

もっとも、1年もしたら、X-E2が出てしまい、中古価格が3万円台になって愕然としたのも事実ですが・・・

このカメラの特徴としては、X-TranceCMOSのローパスレスということもあって、写真の切れ味がとても良く、撮影していて楽しいです。
写真の腕前が上がったと勘違いしちゃう位、良いカメラです。
また、ノーマル・未改造機であっても、Hα線への感度が比較的高めで、個人的な感触としては、かつて、Canonが天体写真専用としてリリースした、EOS20Daと同程度の感度は有しているのではないかと思います。
また、普段使いでは、超高感度が実用レベルで使えるところもGoodです。後処理も大事な天体写真では、さすがにISO6400設定は苦しいかなーと感じましたが・・・

またX-E1には、昔ながらのケーブルレリーズが使えるところも個人的にはポイントでした。

インターバルリモコンはEOS Kiss用のものをそのまま使うこともできます。
フォーカスピーキングのおかげで、MFでも、ピント位置が掴みやすいのも大変良いです。
ただし、天体写真では、逆に惑わされるので、望遠レンズ等を使った星雲・星団撮影では、OFFにした方が正解かもです。



フジのミラーレスカメラX-E1によるばら星雲です。
いやはや、未改造機ながら、Hα線への写りもなかなかのものです。
撮影開始からすぐに曇られてしまったみたいで、10分×3コマ、うち2コマは薄雲アリ・・
でも、これだけバラが写ってくれれば御の字ですね。

ダーク減算はやっていません。と、いうか必要性ゼロです。冬場なら、かもしれませんが。

フラット補正、その他は処理しています。
X-TranceCMOSセンサのおかげで、ダークノイズは発生しても、ひょっとしたら、カラーノイズではなく、白いノイズで再現されるかもしれません。
(ダークフレーム画像を現像してみての換装)

GENESIS SDF屈折望遠鏡にNPR-1073で、430mmF4.3
付属のSlikyPixで現像処理。


EOS Kiss用のタイマーリモコンが使えることもあって、恐らくミラーレスカメラの中で、天体写真用途としては最強じゃないかな!?
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