SXV-H9 冷却CCDカメラ

SXV-H9 1.4M Pixel Cooled CCD Camera
                                    2006.09〜

さて、機材が壊滅状態である中、K&Rさんよりお借りしていた冷却CCDカメラです。この度、破格で、譲っていただきました。今後、活用させていきたいと思っています。
さて、このカメラの利点としては、なんといっても、超高感度ExViewHADセンサ搭載機で、カタログスペック上では、その量子効率は65%前後であり、NABGのST7Eに匹敵します。
しかも、こちらはABG付きで、140万画素もあります。
また、高精細画素で、同じ光学系を用いた場合、明らかに星雲の解像力が上になります。
また、ABG付きですので、これまで撮影を諦めていた天体の撮影も可能になりますので、活用の幅は広いと思っています。
SXV-H9の作例としては、Hα光で撮像した網状星雲を揚げておきましょう。
光学系はイプシロン200ですが、ST7Customで撮像したものと比べると明らかに解像力が高く、星雲の構造描写が、見事です。
Hα光への感度が高いのも、ExViewHADセンサの特徴で、その低暗電流特性とあいまって、天文用途にも打ってつけのCCDです。




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