■FC-50■


Takahasi D=50mm f.l=400mm F8 Fluorite Apocromat
                   2007.8〜

ガイド鏡として入手したもので、手持ちのタカハシ65mmD型セミアポと交換しました。

レンズが曇っている為、撮影用途にはあまり向いていないかもしれません。

実際ガイド鏡として使用頻度が高いのですが、いざ撮影してみると流石にフローライト。
恐るべき高性能ぶりを発揮します。

接眼部をはじめ、造りも良く、
このコンパクトボディに秘められた恐るべき性能には目をみはります。

現行機のFS60Cが人気なのも頷けます。

FC-50での作例として、月夜にHαフィルタを介して撮影したNGC2467を掲げましょう
F8と暗い光学系ですが、2枚玉のシンプルな光学系は光量損失も少なく、反射系に
比べると実効F値が高めに感じます。
またコントラストが高い屈折は光害地での撮影には最適でしょう。
FC-50にFinePixS3Proを接続して撮影した今期最後のすばる食です。
高コントラストの屈折は、こういう逆光の撮影にも強いです。また、カラーフリーのフローライト光学系ならではの色収差の無さで、
美しい写真を得ることが出来ます。
コンパクトながらも侮れない性能を秘めている機体です。
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