E-620 デジタル一眼レフカメラ


Olympus E-620 12M Pixel Digital Camera
                                   2011.10〜

暫くの間、月面撮影用として愛用していたFinePixS3Proが完全に壊れてしまいました。EOS40Dがあるので、別段、これを使えばいいだけの話なのですが、
先日、EOS40Dで撮影した時に、ブログ用の写真を撮るカメラに都合が良いものがなくなってしまうことに気が付きました(と、いうか、言い訳を思いついてしまったワケです)
PowerShotG9の置き換えも考えて、小型軽量のカメラを検討したワケです。
流行りのミラーレスをもちろん、候補としてあげたのですが、やはり折角なら、星も撮れるカメラが良い・・・
いろいろと探ってみるとNEXはインターバルタイマー等が無い、PENシリーズはノイズが多いと、なかなか、コレといったものが見つかりませんでした。
また、普段使いではファインダーを覗いて撮る方が撮影した気分になれること、天体用としては光学ファインダーが無いと構図決めも結構苦労しますよね・・
同じフォーサーズのEシリーズにすれば、ライブビューで合わせて、それからE-300に付け替えることでE-300のピント合わせの簡便化も図れるかもしれません。
そう考えると、ミラーレス機よりも小型・コンパクトなE-420に興味が出てきました。お値段も安いですし。
でも古いカメラだしなぁ・・と思っていたら、E-620が中古で3諭吉を切って出ていましたので思わずポチってしまいました (^^ゞ

E-620はケータイと同じく、イルミネーションボタンになっています。
これが暗闇で使う天体撮影では思いの他、便利です!
また、バリアングル液晶は望遠鏡に取り付けてライブビューを行う時に想像以上に便利でした。
ISO3200設定もあることもあり、ライブビューも思った以上に快適です。

小型軽量ということもあって、すっかりお気に入りカメラです。

北アメリカ星雲 NewFD300mmF2.8L 

E-620の赤感度はどれくらいあるか?知っておく必要がありましたので、北アメリカ星雲を狙ってみました。
E-300にはだいぶ劣るとは思いますが、思ったよりも写ってくれた印象です。
昨今のデジタル一眼レフカメラは高画素化が進む一方で少しでも光を取り
込むべく、赤外カットフィルターが従来よりも赤外よりに振られているのかもしれませんね。
 
昇るオリオン座 Z.D14-45mm F3.5開放 露出60秒

E-620のもうひとつ良い点にカメラ単体でも60秒までの設定が出来る点も挙げられます。
さらに、もともとがデジタル設計のZUIKO DIGITALレンズと相まってシャープな天体写真が楽しめそうです。
オリンパスのデジタルカメラはノイズが多めですが、それでも、このE-620はこのセンサを採用しているカメラの中では
比較的ノイズが抑えられているそうです。
ブログ用の天体スナップ写真用としては、イルミネーションボタンとも相まって、重宝しています。
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