■Celestron C5■


Celestron D=125mm f.l=1250mm F10 Schmidt Cassegrain   

2005.12〜

ひょんなことから、入手したコンパクトな望遠鏡です。
コンパクトすぎるきらいはあるものの、その軽量コンパクトなボディに高性能光学系の組み合わせはやはり魅力的なものがあります。

ただ、本機は、斜鏡が外れてしまい落ちてしまったものを、焼津のお方にリペアして貰ったものです。
斜鏡自体、落ちた時のものか、すりキズが入ってしまっているので、惑星の観測には支障が生じるかと思います。
また、落ちた時のキズが主鏡にあります。
満身創痍といえますが、それでも直焦点なら、使えないほどではないでしょう。
個人的にはシュミットカセグレンという機体に慣れる為にも、ちょうど良いです。

しかし、いざ扱ってみると、やっぱりというか、C11とはだいぶん勝手が違いますね。
ミラーが軽量すぎるせいでしょうが、手応えがないミラーノブはピントがあわせにくく感じました。


手軽な機材で気にはいっていたのですが、都度必要な光軸調整がネックで折角の小型・軽量・お手軽、といった特徴を引き出せず、ミラーにカビが生えたことをキッカケに日頃お世話になっている焼津の御大に差し上げました。
・・・しっかりと天ガに紹介されてるし;≡д≡


満月近い月がある中で撮影したM51です。
確かに月があるので、淡い部分は描写できませんが、冷却CCDカメラの場合、悪条件下であっても、
ある程度、満足いく結果が得られるものです。

純正レデューサを使っていますが、案外焦点距離は長めで約920mmありました。
だからというわけでもないでしょうが、MT160+レデューサやイプシロン200に比べ、ピントが甘めで、
追い込むことができませんでした。
ミラーシフトはやはり難しいです。慣れなくてはいけませんね。
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