さて、清掃が終わったら、CCDチャンバを開けているので乾燥が必要です。
STシリーズには専用の乾燥剤が入れてありますが、一応これをオーブンでチンして乾燥させます。
4時間必要といわれてますが・・ボクはたいてい30分くらいしかやってないです。
その代わり、湿度が入っているのはカメラ内部なのだから、ということで、乾燥剤は入れないまま、内部基板の湿度を取るべく、ビニール袋にカメラ用乾燥剤と一緒に入れて、1日ほどおいておきます。
STシリーズ専用乾燥剤も一緒に入れておき、袋をあけないで挿し込んで完成です。(この作業は明日ですね)
でも、自分でCCDのゴミを取らないといけないなんて、STシリーズだけじゃないかと思います (^^ゞ
ただ、インターラインCCDカメラの機種は問題ありませんが、メカシャッター搭載機だと、擦れて金属粉がCCD上に落ちてくることもあります(構造によりけり、ですが・・・)
人気のKAF8300系カメラは、メカニカルシャッタが必要ですのでゴミ問題とは無縁ではいられません。
あまり月面等には使いたくないですね。メカシャッターの寿命縮めたり、ゴミ落ちたりしますから・・。
ただ、構造上、シャッターがCCDチャンバーの外にある場合は清掃しやすく、深刻な問題ではありません。
そういえば、ST8300Mもチャンバー外にシャッターがあるように思いました。