カシオの放つ多機能デジタルカメラ、QV-8000SXを使用して天体写真に挑戦してみました。
このカメラには、64秒露光までの長時間露出機能とその際に生じる暗電流除去のためのノイズリダクション(おそらくはダークサブストラクト)機能があり、明るめの星雲や星団を写すにはうってつけの機能を備えています。
さすがに冷却していないため、暑い夏場はノイズに悩まされてしまいますが、気温の下がる冬場には立派な撮影機材となります。
また、標準でリモコンが付属し、惑星撮影用にも威力を発揮します。
天文用途に限って言えば、高価な一眼レフデジカメは除きますが、現状(2001.07)ではカシオのデジカメがベストといっても過言ではありません。
・星景・星座アルバム
デジカメ単体による天体写真です。
・月・惑星アルバム
コリメート法による月・惑星の写真です。