太陽面 Hα 2006年8月5日

   コロナド P.S.T 屈折望遠鏡 QV8000SX改 PL40コリメート法

8月5日の太陽です。
太陽、だいぶ西に傾いてしまったが、そうだ、PSTで久々に見てみよう!
と、思って覗いてみたら、う、結構大きなプロミネンスが!!!
時刻は17時である。もう西に低いので見るだけにしておこうと思っていたのだが、しゃーない、一応撮るだけ撮るかな・・
で、出来たのが上の写真です。


太陽面 Hα 2006年8月14日

   コロナド P.S.T 屈折望遠鏡 QV2800UX PL40コリメート法

朝、8時には起きて、9時くらいから太陽の撮影。
先週まで多忙だったが、夏休み3日目。ようやく体調が復調してきた。

さて、今回のテーマはレベルアップである。
これまでの撮影でどうにも納得がいく画が得られていないので、なんとか改善したい。
ヒントは得ていて、QV8000SXではPL40を使った場合、最速の1/2000秒にしてもどうも露出オーバーの様だった。
赤外カット除去の効果、恐るべし・・。
と、いうわけで。
ノーマルのQV2800UXを久々に引っ張りだしての撮影でした。
おかげで狙い通りというか、無事、太陽面の様子を描き出すことが出来ました。

太陽面 Hα 2006年8月14日

   コロナド P.S.T 屈折望遠鏡 QV2800UX カサイLE15コリメート法

こちらは拡大像。手持ちアイピースの中で、さしあたり都合が良さそうなのが、カサイのLE15だったので、
これを使う。
これまで惑星撮像で実績のあるOr18やOr12.5は鏡筒が短すぎるので、アダプタを使うのには少々工夫が要るのだ。
カメラは、赤外カットフィルタを除去したQV8000SX。やはりHα感度が上がるため、この様な拡大撮影には露出が短く出来て都合がいい。
おかげで、満足がいく結果が得られた。


太陽面 Hα 2006年8月15日

   コロナド P.S.T 屈折望遠鏡 QV2800UX PL40コリメート法

10時半頃には雲が出てきて、アヤシイ雲行きだった。
だが、13時には日差しが・・
太陽を撮る。
なかなかに面白い。黒点とプロミネンスが印象的。


太陽面 Hα 2006年8月16日

   コロナド P.S.T 屈折望遠鏡 QV2800UX PL40コリメート法

昨晩は、ほぼ徹夜で撮影していたので、昼前に起きて、13時頃に撮影である。
今回は、画像処理に重点をおいてみた。
シャープ感を上手くだせたとは思う。
画像右上が特に流れているが、これは、コリメート法に使っているPL40では仕方がないのかもしれない。
そろそろ現状システムでは限界が見えてきたのかも・・・。
これ以上を望むなら、アイピースとデジカメアダプタを刷新すべきかもしれないが・・・。


太陽面 Hα 2006年8月18日

   コロナド P.S.T 屈折望遠鏡 QV2800UX PL40コリメート法

そろそろ夏期休暇も終わりに近づいてきた。
雲間から日が射してきたので、まずは太陽を撮る。
雲が多いが雲間からなんとか取れた。
昨日とは打って変わって、プロミネンスが見事だったが、傾きを変えてしまった為、写真に写ってくれたかどうか・・
それもあり、拡大像を撮りたかったが、そろそろ出かけなければならない。タイムリミットだ。

それにしても黒点周りの構造が面白い。
アイピースの取付に気を使ったおかげか、今回、片ボケもなく、いい画が得られた。


太陽面 Hα 2006年8月19日

   コロナド P.S.T 屈折望遠鏡 QV2800UX PL40コリメート法

面白いプロミネンスが出ていました。黒点まわりの構造も相変わらず見事で撮りがいがあります。

太陽面 Hα 2006年8月19日

   コロナド P.S.T 屈折望遠鏡 QV8000SX LE15コリメート法

拡大像がブレているのは実際にぶれているのではなく、Registaxでの合成時に原因があるのかもしれません。
どうも、うまくFFT像を拾ってくれないみたいです。


QV2800UX PL40コリメート法
QV8000SX LE15コリメート法

太陽面 Hα 2006年8月20日

 コロナド P.S.T 屈折望遠鏡 

夏期休暇最後の日。なんとか満足の行く結果を得るべく、試行錯誤してみました。
個人的にはまずまず満足の行く結果に仕上がりました。
最初の頃を思えば、だいぶ進歩してきたかな。


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