8月5日の太陽です。
太陽、だいぶ西に傾いてしまったが、そうだ、PSTで久々に見てみよう!
と、思って覗いてみたら、う、結構大きなプロミネンスが!!!
時刻は17時である。もう西に低いので見るだけにしておこうと思っていたのだが、しゃーない、一応撮るだけ撮るかな・・
で、出来たのが上の写真です。
朝、8時には起きて、9時くらいから太陽の撮影。
先週まで多忙だったが、夏休み3日目。ようやく体調が復調してきた。
さて、今回のテーマはレベルアップである。
これまでの撮影でどうにも納得がいく画が得られていないので、なんとか改善したい。
ヒントは得ていて、QV8000SXではPL40を使った場合、最速の1/2000秒にしてもどうも露出オーバーの様だった。
赤外カット除去の効果、恐るべし・・。
と、いうわけで。
ノーマルのQV2800UXを久々に引っ張りだしての撮影でした。
おかげで狙い通りというか、無事、太陽面の様子を描き出すことが出来ました。
こちらは拡大像。手持ちアイピースの中で、さしあたり都合が良さそうなのが、カサイのLE15だったので、
これを使う。
これまで惑星撮像で実績のあるOr18やOr12.5は鏡筒が短すぎるので、アダプタを使うのには少々工夫が要るのだ。
カメラは、赤外カットフィルタを除去したQV8000SX。やはりHα感度が上がるため、この様な拡大撮影には露出が短く出来て都合がいい。
おかげで、満足がいく結果が得られた。
10時半頃には雲が出てきて、アヤシイ雲行きだった。
だが、13時には日差しが・・
太陽を撮る。
なかなかに面白い。黒点とプロミネンスが印象的。
昨晩は、ほぼ徹夜で撮影していたので、昼前に起きて、13時頃に撮影である。
今回は、画像処理に重点をおいてみた。
シャープ感を上手くだせたとは思う。
画像右上が特に流れているが、これは、コリメート法に使っているPL40では仕方がないのかもしれない。
そろそろ現状システムでは限界が見えてきたのかも・・・。
これ以上を望むなら、アイピースとデジカメアダプタを刷新すべきかもしれないが・・・。
そろそろ夏期休暇も終わりに近づいてきた。
雲間から日が射してきたので、まずは太陽を撮る。
雲が多いが雲間からなんとか取れた。
昨日とは打って変わって、プロミネンスが見事だったが、傾きを変えてしまった為、写真に写ってくれたかどうか・・
それもあり、拡大像を撮りたかったが、そろそろ出かけなければならない。タイムリミットだ。
それにしても黒点周りの構造が面白い。
アイピースの取付に気を使ったおかげか、今回、片ボケもなく、いい画が得られた。
拡大像がブレているのは実際にぶれているのではなく、Registaxでの合成時に原因があるのかもしれません。
どうも、うまくFFT像を拾ってくれないみたいです。
QV2800UX PL40コリメート法 |
QV8000SX LE15コリメート法 |
夏期休暇最後の日。なんとか満足の行く結果を得るべく、試行錯誤してみました。
個人的にはまずまず満足の行く結果に仕上がりました。
最初の頃を思えば、だいぶ進歩してきたかな。