水星食

2013年12月2日
MT160反射望遠鏡 コレクターレンズ使用 F8.3 フジ X-E1 デジタルカメラ


翌朝は、水星食があります。
どうしようか悩んだのですが、夕方の悪透明度と、本業が忙しいことから、遠征しての一晩中の撮影は、さすがにパスすることにしました。
と、なると夜明け前に行けば良い・・・

水星食は、潜入はここ中部地方では見られませんから、出現のみに絞れば、時刻は6時半!?
夜明けジャン!!
んー・・そうすると、出かけるついでに、ラブジョイ彗星をサンニッパ+デジタルカメラで撮影させることにしようかな?
透明度は悪いけれど、ラブジョイ彗星の様子を捉えるだけでも価値はありそうです。
予備に、E-620 デジタル一眼レフカメラを持っていくことにして・・

準備は、MT160は星を見る集いの後で、そのまま載せたまんまだから、デジタルカメラと、望遠レンズを載せれば準備完了かな?!

と、いう感じで、目覚まし時計は3時半にセット。
ちょっとギリギリ感はありますが、4時過ぎ着の、4時半に撮影開始で臨むことにしました。

目覚まし時計で起こされて早速準備です。
夕方はやや暖かかったので、油断していましたが、若干寒い。
いつもどおり、カイロのお世話になりつつ、冬場装備でスキーウエアを着こみます。

出発は3時45分頃になりました。
磐田市内の気温は5℃。やっぱり、夕方に比べると寒いなー・・などとのんきに考えていたら、獅子ヶ鼻公園の麓まで来るとかなり、ひんやり ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
気温は2℃まで下がっていました。

場所は、水星食を撮る為に、開けた茶畑の方へ。
セッティングして、まずはラブジョイ彗星を撮影させます。

あとは、夜明けまで一寝入りです。
と、いっても、30分程度しかありませんが・・・
AM休みはとっているとはいえ、少しは寝ておかないと・・
目覚まし時計を夜明け前、5時半にセットして寝ます (つ∀-)

目覚まし時計で起きてきたら、今度はMT160に望遠鏡を換装させます。
だんだん、夜が明けていく・・
細い月も昇ってきました。
ピントをアークトゥルスで出しておいて、月に自動導入!
これで、準備完了です!!

あとは出現まで待つ・・・
夜がだんだん開けてくると、露出が難しい・・
X-E1は、Adonoanさんから、オートでも使えるよーとCANPで聞いたのをふと思い出し、よし、Aで行こう!と決断。

あとは、出現近くになったら、インターバル撮影させておいて、必ず1枚は仕留めるとして、ファインダーで出現を確認したら、連写を切る!!
と、思ってたのですが、ファインダーを凝視していて、あっ出たッ!!
今だッッ!!と、連写を効かせようとボタンを押しまくったのですが、連写が効かないッガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
ど、どうやら、ここまでのインターバル撮影で、バッファフルになってたんでしょうね・・多分・・・

ま、まあ、何はともあれ、撮影ができただけもヨシとしよう・・
それにしても、やっぱり、天文現象の撮影は難しいや・・・
今回も、低空で、シンチレーションも悪かったですし、、、

途中で、やっぱりCMOSビデオカメラも持ってくれば良かったか(強拡大用)?とか、X-E1のビデオ撮影機能で狙った方が・・とか、迷いもありましたが、昨年の日中の木星食では、それで失敗しましたからねー・・
当初の予定通り、デジタルカメラを使ってスチル撮影で抑えました。

本来なら、大彗星になっていれば、アイソン彗星も、この空に見られたのですが・・・
重ね重ね、残念でなりません、、、。
これが、また、お天気も良い日が続いてたりしますし、、悔しいなぁ・・

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