アンドロメダ座にある銀河というとアンドロメダ大星雲があまりにも有名ですが、アンドロメダ姫の左足もとにも、もうひとつ立派な銀河があります。
CCDにかぎらず、最近は撮影機器が発達したこともあり、こちらの銀河もメジャーになってきました。
銀河系を横から見たら、こういう姿をしているだろうという引き合いにだされる銀河です。
ずいぶんと色温度の低い銀河で、合成した画像はずいぶんと赤みを帯びています。
こういった横向き銀河は比較的明るいため、意外と写り易い物です。
もっとも、明るいといっても、それは写してみての話で、眼視で見るには暗い空とそれなりの口径を必要とするでしょう。
視直径が大きいことからも判るように、この星雲までのキョリは800万光年。比較的近場の銀河です。
今回は、オライオン30cm反射望遠鏡に高精細のSXVR-H694冷却CCDカメラで撮影していますが、さすがに解像力良く写しだせました。
ASC-11で撮影したNGC891です。さすがに今みると、いろいろと見劣りする面もありますが、ディテール良く写っています。