NGC772

オライオン30cm反射望遠鏡 with パラコア2 SXV-H694 L=5分×12 R=5分×4 G=5分×4 B=5分×4 

おひつじ座にある系外銀河です。
秋の夜空の銀河としては比較的、明るくて大きめの方になるでしょうか。
内部から出ている1本の腕が大きくまっすぐ伸びているのが特徴的です。

今回は周囲に淡く広がる部分を描写したく、ぼうらやさんに遠征して撮影してきました。
露出時間が足りないため、やや強引に描出させましたが・・・

下にあるNGC770に向かって、淡い部分が伸びているのが判るかと思います。
相互作用がおきているのでしょう。やがては、NGC772に飲み込まれるのでしょうか。
NGC772の方も、正常な銀河に比べると、やや複雑な形状をしているように見えるのはこれら周囲の銀河の影響なのではないでしょうか。
いずれにしても、秋の空の銀河としては高度もあり、撮影しやすい上に興味深い天体です。



NGC772

VISAC望遠鏡+ケンコーAC3 ST-7ME L=5分×13 
R=5分×2 G=5分×2 B=5分+10分×2
※RGBはMT160+レデューサー ST7E

今回は、VISACにケンコークローズアップAC No3を用いて撮影しています。このレンズを使うと、約1200mmの焦点距離となりますが、
これまで、1000mm以下の楽なところで撮影してきたこともあり、長焦点の難しさを痛感しています。
ガイド星は見つかりにくいし(そうはいっても、ノーフィルタで見つからないということはありませんが・・)、ガイドもなんか甘いみたいだし(若干視野回転が見られる)、階調もイマイチでないし、色ノリも悪いし。
難しい・・。


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