H-alpha OIII HeII

VISAC+AC-2 ST-7ME H-alpha=30sec×13,OIII=30sec×22,HeU=30sec×25,

アンドロメダ姫の右腕にある宝石?NGC7662、通称、青い雪玉星雲です。
ナローバンドでは疑似カラーとなるため、青色〜?
って感じですが、実際にカラー合成すると実に美しい青色を呈します。(通常画像はこちら
さて、ナローバンドですが、HSTや天文台画像のような色調を期待したのですが、少々期待外れの画像となりました。
天文台画像では、RGB=NII,OIII,HeIIとしている場合が多いのですが、今回の場合、NII(=655nm,658nm)をHαフィルターで代用しています。
そのため、Hα線が混ざってしまい、NII輝線が埋もれてしまった・・というところでしょう・・。
HαとOIIIでは形状の変化はあまり違いがありません。結果的に、黄色い雪玉となってしまいました。
HeIIはご覧の通り特徴的な形状を見せています。
このフィルタ、EDMUNDのナローバンドフィルタなのですが、透過率が50%にも満たない代物です。
しかし、対象が明るいこともあり、短めな露光時間にもかかわらず良く写ってくれました。
inserted by FC2 system