シャボン玉星雲です。下のVISACによる作例に比べ、画素サイズが細かいCCDに、明るい光学系の組み合わせで撮影を行った結果、
切れ味の面で大きく上回ることに成功しました。
昨年、久々にナローバンド撮影を行った時に、800mmでは物足りない・・と感じましたが、今回、満足が行く結果を得ることが出来ました。
VISAC クローズアップAC No.2+No3 ST7ME OIII=5分×7,H-alpha=5分×16,SII=5分×12
シャボン玉星雲です。シャボン玉にあたるループの部分はOIII線が強く、青緑色が強く出ます。
Hαは、やはり星雲全般に渡って強く発光しているため、Gに割り当てているこの画像では、全体的に緑色の星雲となっています。
SIIはいわゆるブライトリム構造を強調するのに一役かっており、SIIが強く発光している部分は、黄色に発色され、立体感があるようにも感じます。
H-alpha Image |
Hα線の単色画像です。
Hαは、シャボン玉星雲の周囲にずっと広がっており、画角に収まりきっていません。