NGC7635、ケフェウス座の散光星雲です。 複雑な構造が見事で、いかにもシャボン玉という構造が特徴です。 従来の銀塩写真では、被写体がやや小さいため、写されることが少なかった天体ですが、 冷却CCDカメラにはちょうど良い大きさです。 このシャボン玉の部分ですが、Hα線だけではなく、OV線も強く発光しているため、眼視でも見えるのではないかと思います。 CCDカメラではシャボン玉の部分は赤ではなく綺麗な紫色に近くなります。