MT160withレデューサ ST7ME  IRC=5分×7

非情に大きい惑星状星雲です。
惑星状星雲では最も大型のものになりますが、表面輝度が輝くタイプではないため、結構淡く感じます。
しかし、三色分解してみると、面白いことにG画像では、リングは全く写らず、中心のみがかなり明るく描写されます。
眼視ではこの部分に最も感度が高く見えるので果たしてリング状に見えるのかどうか疑問です。リング状に見えるという先入観があるので、そういう感じがするだけではないでしょうか?
(・・私の場合、絶対リング状には見えないという先入観(いちおーデータには基づいていますが)があるため、丸くにしか見えないという ^-^;)

(2003.12追記)
この画像を撮像している間、ちょうど、32cmドブソニアンでこの天体を見る機会に恵まれました。
OIIIフィルターを介して見るこの天体は、まさに螺旋!
丸くにしか見えなかったのは、きっと小口径だったから、なんでしょうね・・・。
やはり大口径は凄い。

それはさておき、いずれキッチリと写したい天体です。
でも、MT160+ST7Eではひとこまでは収まり切れないんだよなぁ・・・。

と、いうわけでレデューサ使って撮影してみました。
ホンネをいえば、もーちょっと視野が足りないんですけどね。
でも、夏場のシンチレーションの良さに助けられて、解像力的にはかなり満足のいく出来映えです。




inserted by FC2 system