NGC7217

MT160反射望遠鏡withレデューサ ST-7Custom L=5分×6

ペガサス座にある小さな渦巻銀河ですが、巻き付いた腕がこの焦点距離でも辛うじて描写することができます。
それよりも面白いのは、淡いハロが球殻状に広がっていることです。
この種のハロにしては割合明るめですが、ノイズレベルよりはやや高いといったところで、非常に淡いものです。
このかすかな部分も、本当は、実際の空間には、恒星が比較的まばらに分布しているだけなわけで・・・
それが幾千光年も離れたところから見ているから、こんな淡いハロに見えるわけで、なんというか宇宙の不思議さを感じさせてくれた被写体でした。

視直径はカタログスペックでは4’弱ですが、淡いハロまで含めれば、6’ないし7’程度の視直径があると思います。

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