こぎつね座にある小さな散開星団です。 光度8.8等、視直径わずか3’でとりたててみるべきところのない天体ですが、 散開星団の場合、むやみやたらに大きくてもまばらでどこが星団?という天体も多いものです。 それに比べればずっとマシというものです。 小さい天体ですが、NGC6802は非常にまとまっていて、すぐに散開星団と気づきます。 2003年11月にエンケ彗星がこの星団のすぐそばを通過しました。その際に同一視野に収まったので、その画像から一部切り出してみました。