NGC6723,6726,6727 南の冠座星形成領域

MT160反射望遠鏡withレデューサーST7Custom L=5分×7
 R=2分×3 G=2分×3 B=2分×3 3*3binning

いて座とみなみのかんむり座の境にある球状星団と反射星雲です。球状星団と黄色と青と黄色の反射星雲のコントラストが面白い星域なのですが、あまり撮影されていない領域ですね。日本からは南に低く、かといって南半球で撮影するほどでもない、といったあたりでしょうか。
前回撮像した時は、CV-04Lで400mmでの撮影で不満が残るものでしたが、KAF1603MEの面積では、MT160にレデューサーを入れることで、充分に収まります。
おかげで、今回は、満足に足る解像力を持った画像を得ることが出来ました。

さて、この領域は太陽系から最も近い星生成領域のひとつとして知られています。
その距離は500光年。
もちろん、球状星団とはみかけ上、同じ方向にあるだけで、実際には球状星団はずっと遠くにあります。


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