NGC6357 彼岸花星雲

GENESIS SDF屈折望遠鏡 with NPR-1073 ST8300M  R=5分×11
RGB=New FD300mmF2.8L EOS kiss DN冷却改造 5分×9

さそり座のしっぽのところにある赤い散開星雲のひとつです。
その形が、彼岸花の様に見えることから、彼岸花星雲の愛称があります。

これまでも、さまざまな天体を撮影してきましたが、この天体をきちんと撮るのは初めてでした。
視直径が大きいこともあり、かつてのST7E時代では収めきれなかったこともありますが、やはり南に低いため、なかなか枚数を稼ぐのが難しいという面もあったのだろうと思います。
今回は、冷却改造デジタル一眼レフカメラと明るいNewFD300mmF2.8L望遠レンズを同架し、色信号を同時に取得、さらに、南の光害を多少なりとも緩和させるために、今回はRフィルターを使って輝度信号を取得し、S/N向上を心がけています。

古い800万画素デジタル一眼レフカメラでの色信号だったため、LRGB合成時に拡大率がかなり高くなり、その分、カラー化には苦戦してしまいました。
うーん、昨今の多画素のデジタル一眼レフカメラの赤外カット改造を本気で検討すべきかも・・・







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