さそり座のしっぽのところにある赤い散開星雲のひとつです。
高度が低いので難物ですが、Hαフィルタを使用することにより、悪条件下(撮影時、低空のモヤと月光がありました)でも、しっかりと写し取ることができました。
今回、1枚目と2枚目はシャープだったのですが、3〜8枚目は星像が(おそらくシーイングで)肥大し、気温変化でピンぼけになったのかと思いましたが、9枚目、10枚目は再びシャープになり、シーイングだろうと判断できました。
カラー画像を取得するために、月は大きい日でしたが、夜明け前のワンチャンスにカラー画像を撮影してきました。
透明度は今一歩でしたが・・・なんとかカラー化できました。
さそり座のしっぽのところにある赤い散開星雲のひとつです。
出目金星雲の呼び名がありますが、想像していたよりもずっと大きく、視野を大きくはみ出してしまいました。
このサイズではCV−04Lでは200mm望遠レンズでないと収まらないようです。
うす雲がたなびいていて、たびたび星雲を隠していたのですが、透明度が良かったのでなんとか撮影できました。
しかし、こういった低空の天体はなかなか写すチャンスに恵まれません。
雲があったのでなんともいえませんが、かなり赤い天体なので眼視的に確認するのは難しいと思います。