NGC6188

MT160反射望遠鏡withレデューサー ST7Custom R=10分×5
RGB:NewFD300mmF2.8L Cooled EOS KissDN 5分×9

NGC6188。なかなか見事な散光星雲で、入り組んだ暗黒帯とブライトリム構造が見事です。
これほど見事な星雲ですが、国内からの撮像例はほぼ皆無ではないでしょうか。
それもその筈で、この星雲の赤緯は−48度!
さいだん座にある散光星雲です。
国内から狙うにはあまりにも低空です。この画像も、大気の浮き上がりのせいで、コンポジットでうまく星が重ならず、視野回転を起こしてしまいました。縮小しているこの画像からは判りにくいかもしれませんが・・・
南天遠征では良く狙われる被写体で、非常に美しい散光星雲です。

この星雲、実は、5年ほど前に、CV-04L+100SDUFで4×4ビニングのフォーカスモードでそれらしきモノが写ったので、撮影可能との感触を得ました。
それ以来、狙ってみたい被写体の一つでしたが、ようやく実現することが出来ました。

(2014.4)

ぼうらやからサンニッパと冷却改造デジタル一眼レフカメラで撮影した画像を使ってLRGB合成してみました。
さすがに低空すぎて、デジカメ画像単体では、厳しいものを感じましたが、このような超低空の天体を狙ってみるのも面白いものですね。


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