NGC6164

NewFD300mmF2.8L  Cooled EOS KissDN 5分×9フレーム 

じょうぎ座にある惑星状星雲です。
超低空に位置するため、今回は、無理をせずに、短焦点の明るい望遠レンズで狙ってみました。
撮影当日は、強い風のおかげもあってか、高い透明度に恵まれ、光害があるぼうらやさんからでも、なんとか撮ることができました。
NarrowBandでも狙ってみたい天体ですが、さすがに厳しいでしょうね・・・
南天では非常に美しい好対象です


NGC6164

MT-160反射望遠鏡 withレデューサー  ST7E R=2分×9フレーム 

じょうぎ座にある惑星状星雲です。

その赤緯はなんと−48度!
オメガ星団が−47度ですから、いかに低空であるかおわかり頂けることでしょう。
さすがにこれほど低空であると、大気の浮き上がり効果も大きくなり、大気差まで考慮しない(もっとも完全に大気差を補正するのは不可能なのですが)Pyxisでは対象を導入できたかどうか判別がつかず、撮影に入るまでに時間をかなり喰ってしまいました。
また、予想以上に対象が淡かったことも原因のひとつです。

撮影日は大変風が強い日で、一晩中風が吹き荒れていました。
おかげで低空まで澄み渡たり、なんとかこの天体を捉えることが出来ました。
できればしっかりとガイドしてもう少し露光時間を延ばして撮影してやりたい気がしますが、この低空ではガイドは相当に困難です。
ST7Eの高感度であればこそ、辛うじてとはいえ撮影できたと思います。

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