NGC5286

MT-160 withレデューサー ST7E L=2分×2

なんだ、ピンぼけじゃん、と、思われるかもしれませんが、
実はこの天体、カノープスと同じ位の超低空にあります。その赤緯は-51度22分。
高度はわずか3°です!
ケンタウルス座にある球状星団です。
超低空にあるため、激しいシンチレーションの洗礼を受けるため、なかなかシャープに写すことができません。
っていうか、よほどの透明度に恵まれなければ、低空の透明度の悪さに阻まれ写すことすら出来ません。
辛うじてとはいえ、球状星団らしく写せたのは僥倖でした。

Pyxisによる自動導入で導入を行っているのですが、この天体、かなり低空だけあって、大気の浮き上がりの影響を強く受けており、あやうく、見失ってしまうところだった。
大気の浮き上がりというものを実感させてくれた天体です。
・・・Pyxisは大気の浮き上がりまでは考慮してくれないようです。

inserted by FC2 system