NGC5139 オメガ星団

GENESIS SDF 蛍石屈折望遠鏡 with NPR-1073 ST8300M LPS-P2 L=3分×9
 RGB=NewFD300mmF2.8L Cooled EOS KissDN 3分×3 

全天で最も大きな球状星団です。その大きさはM13などの比ではなくゆうに3倍近い大きさがあります。 しかし、残念なことに日本からは南中高度が低く、その見え方は大気の透明度に大きく影響を受けます。 透明度の良い時には76mmの屈折望遠鏡でもすでに星々に分離した巨大な姿を見せてくれて感激しました。しかし、反面、透明度が悪いときにはまったく見えず、低空の天体を見ること写すことの難しさを感じさせてくれました。
集中度は[で意外とまばらです。距離1.7万光年、視直径65’、写真等級3.0等という素晴らしい星団ですが、いかんせん赤緯−47°というのがネックです。しかし、だからこそ撮影意欲をかきたてられるのかもしれません。 
集中度は[、距離は1.7万光年で比較的近くにある球状星団です。

今回は、ST8300Mと比較的短焦点の屈折望遠鏡を用いて撮影しました。超低空での撮影であるため、色信号は、同架したNewFD300mmF2.8L+デジタル一眼レフカメラで同時に撮影し、LRGB合成することで、撮影の効率化を図っています。
前回撮影したイプシロン200+ST8XMEによるものの方が、クオリティは上かなぁー・・


NGC5139 オメガ星団


イプシロン200 ST8XME NBN-PV L=5分×2
 R=2分×3 G=2分×3 B=3分×3 3*3binning


今回、久しぶりに撮影しました。夜明け直前になりますが、なんとか撮影でき、ほっとしました。
欲を言えばもう少しシャープに写し取りたいところですが、超低空ですから写せただけでも感謝しないといけないかもしれませんね。


NGC5139 オメガ星団


R200SS反射望遠鏡 CV-04L L=2分×4 R=1分 G=1分 B=3分
※RGBは以前BORG76EDで撮影したものを利用

CV-04Lでノータッチガイドで狙ったオメガ星団です。明るい星団ということから、ノータッチガイドで狙い、
さらに低空の透明度が良い2月に撮影することで光害の影響も少なるなります。
当時、いろいろと頭を悩ませて撮影した覚えがあります。
確か、この天体を撮影したいが為に、急遽、有給をとってまで撮影に出たんだったなあ。
懐かしい思い出です。



NGC5139 オメガ星団


R200SS反射望遠鏡 ST7E L=1分×4 R=1分 G=1分 B=1分×2 
4フレームモザイク合成

画像をずらして撮影した4つの画像をつなぎ合わせた画像です。
最後の最後で、位置を大きくずらしてしまったようで、少々ミスってしまいました。 
また、透明度がやや悪かったせいか、昨年のCVでの画像の方が写りが良いようです。

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