NGC457 ET星団

BORG76ED CV-04L R=1分 G=1分 B=2分

ET星団の愛称がある散開星団です。
ETが手を広げたような形の星並びであることから、この愛称があります。
この画像では、やや拡大しすぎのきらいがありますが、その様子が分かるでしょうか。

1998年撮影ですが、この頃は、まだ自動導入装置も使っておらず、直接星空を眺めては、対象を眺めて楽しんでから撮影を行っていたものです。
撮れる画像の質や効率は劣っていたかもしれませんが、自動導入で、即撮影(ST7Eでは一度カメラを外すとフォーカスの再現性が乏しいのです)を行っている最近よりも、星空を楽しんでいたようにも思います。

この画像は色素フィルタを使った画像でカラー合成を行っています。赤外カットも入れていません。
フィルタの組み合わせは、B-460,G-533,R60のセットです。
当時、まだまだ干渉フィルタは高価で入手しずらかったこともあって、この組み合わせで撮影するのが一般的でした。
B青フィルタが、青というよりも、シアンともいうべき、広いバンド幅を持つもので、色再現性は犠牲になりますが、散開星団ではまずまず良好なようです。
ただ、どうしてもRフィルタがR60で赤外透過では、赤が強調されるきらいがあるようです。



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