おおぐま座にある銀河ですが、腕の形状からは正面向き銀河の様にみえますが、
しかし、中心を横切る暗黒帯は銀河を横から見た物です。
正面を見ているのか真横を見ているのか、判らない銀河・・・それがNGC3718です。
左に見える銀河は棒渦巻銀河のNGC3729ですが、その形状は明らかに非対称です。
遙かな昔、NGC3718とすれ違ったのでしょうか・・・。
NGC3718の下にはいくつかの16等級の小さな銀河が群れています。
HCG(ヒクソンコンパクトグループ)56のIDが与えられています。
いずれにしても、面白い撮影領域です。
今回は、遠征して撮影したのですが、思ったよりも淡い腕が写っていました。
フィルター構成が違うので、上の画像とは少々色彩が異なります。