NGC3628

イプシロン200望遠鏡 ST8XME L=15分×38 R=5分×8,G=5分×8,B=5分×8

NGC3628には取り込まれつつある銀河が存在することを以前にも紹介しましたが、今回は、遠征して超時間露光を行うことで、その部分を明瞭にすべく頑張ってみました。
3晩撮影(他に1晩、想像以上に東に伸びていた星雲のおかげでテスト撮影に終わることになってしまいましたが・・加えてないデータも1晩分、存在します)したかいあって、NGC3628の東側に伸びる非常に淡く引き伸ばされた系外銀河を捉えることに成功しました。
いろいろと、どう淡い星雲を抽出するのか?淡い部分と銀河の輝度差をどう表現するか?などなど、良い経験を得た被写体でした。
今後も活かせるところまでは習得できていませんが、それでもこの天体を写したこと、仕立て上げたことの意義は大きかったと思っています。


NGC3628

MT160反射望遠鏡 with Reducer SXV-H9 L=10分×11 R=5分×3,G=5分×3,B=5分×3

M65,M66と共にしし座のトリオを形成している銀河。トリオの中では最も暗く淡いが、CCDで写せる銀河の中では明るい方。
横向きの美しい銀河で、淡い部分が意外と大きく広がっています。 キョリは2900万光年、分類はSb型です。
中心部な複雑な構造に紅い光・・・この銀河でも活動的な何かが起こっているのでしょうか。
それとも別の銀河を飲み込んだのでしょうか?
暗黒帯も複雑な形状をしているのが伺えます。

NGC3628

MT160反射望遠鏡 with Reducer SXV-H9 L=10分×16+15分×2
R=5分×3,G=5分×3,B=5分×3

NGC3628の左上には非常に淡いのですが、引き延ばされた銀河があります。
この写真でも非常にかすかに写っているのですが、判りますでしょうか・・?
ノイズレベルぎりっぎりです。さすがにこの淡い部分を自宅撮影で描出するのは厳しいです。
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