NGC3486

MT160反射望遠鏡withレデューサ ST7E L=5分×6 R=5分×2,G=5分×2,B=5分×2

こじし座にある渦巻銀河です。
腕はとても淡いものなのですが、立派な渦巻の様子を呈しています。
この程度の露出では明らかに、不足で、特にRGB側ではほとんどまったく写っておらず、
結果として、LRGB合成によるこのカラー画像では渦に全く色がつかず、不自然きわまりない。
次に撮影することがあれば、もっと時間をかけてしっかりと渦を描写したいと思います。

この銀河、我々銀河派のバイブル、『写真で見る小宇宙』では、カタログスペックでは大きいので撮影したが、実際にはその半分のおおきさもなかった、、というような記述があります。
実際にはこの銀河の腕がとても淡かったために、腕まで写らなかったのでしょう、、。
銀塩フィルムで、この銀河の腕を表現することは、フィルムの性能が高くなった現在であってもほとんど不可能なのではないかと思います。



inserted by FC2 system