NGC281

MT160反射望遠鏡 ST7Custom L=5分 R=5分×4 G=5分×2 B=5分×2

カシオペア座にある、割合明るい散光星雲です。フィルム写真でも光害カットフィルター併用で、町中からでも撮影が可能なほどです。 これも眼視的に確認することができます。20cm反射で星雲中の最も明るい星がにじむように星雲が広がっている様子を見ることができました。
ネビュラフィルターを使えばもっと見やすかったことでしょう。

久しぶりにこの天体を撮影しました。
とはいえ、B画像でのガイドが上手くいかず、納得ができるものは出来ませんでしたが、
しかし、星雲の赤色を上手く表現できたように思います。
次回こそはキッチリと撮影したいです。


NGC281 H-alpha

100SDUF屈折望遠鏡 ST7E H-alpha=5分×44

Hαフィルターを使って撮影したNGC281です。
ご覧の通り写る星数はぐっと少なくなってしまうのですが、星雲のコントラストはぐっと高まり、星雲の構造も明瞭になります。
とても口径10cm400mmとは思えない程に・・。

今回は、長時間撮影し、S/Nを高め、最近流行の画像復元処理を施してみました。
いまひとつ使い方や処理手順など、掴めていませんが、やはり避けては通れない処理法ですからなんとかマスターしたいものです。
ちなみに長時間撮影とはいっても、1回あたりの露出は所詮、5分。しかも400mmですから、今回はノータッチガイドです。
デジタルカメラの場合、得られた画像をコンポジットしていくことで、長時間露光した画像と同等のものを得ることができるので、楽なものです。

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