NGC253

   MT160withレデューサ SXV-H9 L=7分×7 R=5分×4 G=5分×4 B=5分×5

ちょうこくしつ座には大型の銀河がたくさんあるのですが、これはその中でも抜きんでています。
その大きさ、明るさといい、見事な対象です。
しかしながら、少々南に低いこともあり、高分解能を得るにはなかなか大変です。
ましてや市街地となれば、低空では光害を拾い、背景ムラが大きく、さらに難易度が高くなります。
前回は、RGBは3×3ビニングで済ませているため(無論ノータッチガイド)、HU領域の色がトンでしまいました。

今回は、まだまだ郊外に近いところなのですが、遠征を行って撮影に挑みました。
シンチレーションが非常に悪く、FWHMではピントが掴めない様な空でしたが、それでもさすがに見事な被写体。
なんとか見られるものにはなりました。
夏場の良シーイングのもとでまたチャレンジしたい天体です。

この星雲までの距離は880万光年で、我々の銀河系に近い大型銀河です。
赤外線銀河としても知られています。

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