クリスマスツリー星団と呼ばれる星団といっかくじゅう座S星付近に広がる散光星雲です。
まるで、赤い星雲がクリスマスツリーの様に広がり、木の上にはちゃんと、ベツレヘムの星にあたる部分にも星雲があります(この部分は、コーン星雲とも呼ばれています)
色とりどりの星々が煌き、彩りを添えて、まさに星空のクリスマスツリーに相応しいですね。
赤い星雲なので、残念ながら望遠鏡や双眼鏡では見ることが出来ませんが、もともとは、この相性はクリスマスツリーを彩る星々(星団)の並びの形から名付けられたもの。
ぜひ、機会がありましたら、ご覧ください。
やはり赤い星雲ですので、赤外カット改造をしていないデジタルカメラでは少々、捉えるのは難しい様です。
かつてはフィルムでは難物でしたので、当然かもしれません。
しかし、赤外カット改造を施したデジタル一眼レフカメラでは好対象です。
場所は、いっかくじゅう座、オリオン座の東側、天の川の中にあります。
クリスマスツリー星団の先にある星雲ですが、コーン星雲という愛称が与えられています。コーンはかつてはとうもろこし星雲と誤訳されたこともありましたが、
紡錘状の方のコーンです。
それでも、下の5年前に撮影した写真に比べるとだいぶ進歩したかな?
10年ほど前までは、コーンを誤訳してとうもろこし星雲とも呼ばれていましたが、このコーンは円錐の方のコーン(Cone)であり、とうもろこし(Corn)ではありません。
さすがに最近ではとうもろこし星雲と呼ばれることはなくなりましたが。
いろいろとテスト中なのではっきりとは言えませんが、ST7Customに比較して、このSXV-H9はHα単色撮影に関しては若干、弱い感じです。