NGC2261 ハッブルの変光星雲(2010年)

イプシロン200 SXV-H9 L=5分×12 R=5分×4,G=5分×3,B=5分×2

有名なハッブルの変光星雲です。
有名なハッブルの変光星雲です。
形が変化することが知られています。
意外と明るい星雲で、13cm反射で町中からでもかすかにその存在を見ることができました。
名前をよく聞くわりには、実際に見たことがない人も多いと思いますので、ぜひ星空散歩のコースに加えてください。下側の星から滲み出す様に星雲が見えます。
今年は、ハッブルの変光星雲の下側にもうっすらとヒゲが出ている様子が写りました。
また、下の2001年時の画像と比較すると、星雲の根元の星のそばの構造が大きく変わっていることが判るかと思います。
できれば毎年同じ光学系で狙って撮ると面白いのでしょうね。

1999年11月20日 2000年11月20日 2001年11月24日 2002年11月10日
2008年2月8日 2009年1月25日 2010年1月14日 2011年1月8日

            ハッブルの変光星雲の変化

ハッブルの変光星雲の変化です。1999年からの変化の様子です。撮影している光学系、カメラは異なりますが、縮尺と向きは揃えてみました。
画像処理や撮影のできばえの違いもあって一律に比較することは出来ませんが、星雲の大まかな構造の変化は信頼できます。
こうしてみると微妙にですが、それなりに変化してきていることが判ります。


NGC2261 ハッブルの変光星雲(2001年)

R200SS ST7E R=5分×2,G=5分×2,B=5分×2

今回LRGB画像でなく、RGB画像なので少々背景が荒れ気味です。
面白いのは画像左下側に緑色の原色の星があることです。
これはあきらかにCCDのノイズではなく、星ですが、G画像にしか写っていないため、この様に原色で現れています。
以前も、小惑星が写り込んでいて、原色のR、G、Bの星が出来てしまったことがありましたが、今回は、Gだけです。超高速移動天体だったのか、それとも、ガンマ線バースト?
なんだったんでしょうね?


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