NGC1499といわれてすぐにピンとくる人はまれでしょうが、カリフォルニア星雲といえば判る方も多いでしょう。
その形がアメリカ西海岸のカリフォルニア州によく似ていることからこの名前があります。
眼視的にはほとんど確認例はありませんが、古い書籍には7×50程度の双眼鏡で見えると書かれているものもあるようですから、ネビュラフィルタ併用で極低倍率にして挑戦してみるのも面白いでしょう。
RGBによる画像ですが、同じ焦点距離、同じ光学系を使っても諸処の理由により、Hα単色像に比べ、星雲の構造が潰れてしまいます。
PENTAX 50mmF1.4→2 CV-16E Hα=10分×4
写真では50mmの固定撮影15秒でもその存在が判ります。
ガイド撮影ではR64フィルタを使うことで町中からでもその姿を写し込むことができるでしょう。
50mm標準レンズでもその特徴ある姿を伺うことができ楽しいものです。
50mm標準レンズでも充分に楽しめる星雲です。
淡い部分は意外なほど大きく伸びています。
星雲までの距離は2000光年、輝かせているのはペルセウス座ξ星です。