NGC1097

   MT160反射望遠鏡 with Reducer  SXV-H9 L=7分×7 R=5分×3 G=5分×3 B=5分×3

ろ座にある大きい銀河ですが、反面、南に低い難物です。
しかし、その見事な腕といい、構造といい、撮る価値は充分にありますから、低空まで澄んだ日にはぜひともトライしたいものです。
銀河のディスクの垂直方向に淡い光芒が伸びている写真が海外の作例ではありますが、さすがにこの程度の露出時間、郊外で南に光害が残る撮影地ではその描出は叶わない様です。。

NGC1097

   MT160 ST7E L=5分×6 R=5分 G=5分 B=5分×2
*RGBはR200SSにて

MT160の1000mmでは適当なガイド星が見つからず、画像の端に寄せるしかありませんでした。
そのため、不要部はトリミングしてあります。
R200SSの800mmではあっさりとガイド星が見つかりました。
RGBとLとを別々の日に撮影していることの一番のメリットだと思います。

今回、RGB側はかなり露出を切りつめましたが、この程度でも銀河ならばまずまず良好ですね。
ちょっと色が浅いかなとも思いますが・・・・・。
時間をかければ良いものが出来るというのは判ってはいても、やはりなんとか露出短縮への道がないものか模索してしまいます。 inserted by FC2 system