しし座にある渦巻銀河です。
淡い腕が大きくぐるりと回っているのが特徴的で、そのためか、分類はSbpと特異を示すpの文字が入っています。
M95,M105とともにしし座の第二トリオを形成しています。しかし、チップサイズの小さいCCDでは3つすべてを同一視野に収めることはできません。
今回はオライオン30cm反射望遠鏡による作例です。構造描写の面ではあともう一歩、欲しい気がしますが、周囲の小さな銀河が良く写ってきて、この辺りに、大口径の威力を伺うことができます。
SXVR-H694は、SXV-H9に比べ、さらに飽和電化容量などは小さくなっていると思いますが、スターライトエクスプレスが上手にカメラに仕立てている様で、-H9に比べると、中心部、ハイライトの飽和が抑えられてトビ難くなっている様です。
中心核はかなり明るい為、飽和電荷量が少なく、ゲインが高めに設定されていることもあって、SXV-H9ではわずか7分の露光時間でも、中心部が飽和してしまいます、、orz
やはり系外銀河を撮影するのには、もう少し画素が大きいカメラの方が都合が良いようです。
それにしても、焦点距離は下のR200SSと同じ800mmであることを考えると、だいぶ腕前が上がったでしょ????
ってガイドが流れてるのは相変わらずですねぇ・・(-ω-;)
今回、写りが悪いなーと思っていたら、どうやら薄雲がかかっていたようで、B画像を撮影している頃には、2等星が辛うじて見えるか見えないかという状態になっていました。
だからというわけでもないでしょうが、ガイドもなんだか甘いです。
なんとか見られる画像にはできましたが、後日、また撮り直そうと思います。