しし座にある棒渦巻銀河です。
光度10.7等、視直径7.4' x 5.0'の明るく大きな銀河です。
しかし、案外、難物で、これまでにも何回か撮影してきているハズなのですが、思う様に描写できなかったのか、あまり仕上げまでやっていなかったです。
Θ状の形をした銀河ですが、今回は、中心部付近の様子を描出してみました。
銀河中心部の黄色みがかったバルジの周囲に、若い星々の集まりでしょうか。中心部の周囲を青く彩りを添えています。
この様なタイプの銀河はM100など、いくつか他にもありますが、なかなか難しいです。
周囲の腕も淡めで、ノイズリダクション主体の処理となってしまっています。
渦巻きの渦が180度回って、まるでギリシア文字のθのように見えます。