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乙女座にある大きな楕円銀河です。
画像中央にあるのが、Ｍ８６，その右にあるのがＭ８４です。
望遠鏡の低倍率であれば、両者を同時に眺めることができます。
さらに、大口径であれば、この楕円銀河以外にも多数の銀河を眺めることができるでしょう。
ここは、マカリアンの銀河鎖と呼ばれる領域で、いくつもの銀河が鎖のように連なっている領域なのです。
ＳＴ７Ｅではひとつひとつのクローズがやっとですが、FinePixS2Proではその大きい（冷却CCDと比べて、ですが）素子サイズから一網打尽に複数の銀河を写し込むことができます。
ハッブルの分類ではＥ3に分類されます。
Ｍ８４に比べると少し楕円になっていることがおわかり頂けるでしょう。
また、M86に極々接近している銀河はVCC822でこれもやはり楕円銀河です。
Ｍ８６の伴銀河でしょうか。