M85


MT-160反射望遠鏡 ST-7E L=5分×4

かみのけ座にある楕円銀河です。 ただし、ハッブルの分類では特異を表すpの文字が入っています。
そういわれてみれば普通の楕円銀河とは少々違い、なんとなく構造がかすかならがらあるような気がしないでもありません。
しかし、面白いのはM85本体よりも、すぐお隣に見えているNGC4393の方で、棒状構造を持った渦巻きが見事です。
この天体はわずか、4’にも満たない小さな天体なのですが、1000mmと短めの焦点距離でも、意外と良く写ってくれるものなんですね。CCDの威力には改めて驚いてしまいます。
M85の縁にある丸い光斑はMGC+3-32-28という銀河。光度17等、サイズ0.3'の小さくて暗い銀河です。 画像右端に見えているのは、IC3292の型番が付けられています。 画像左上にある黒いリングは結露です・・・・。 inserted by FC2 system