Hα単色画像 Hα,G,B 三色合成画像
参考:R,G,B三色合成画像 参考: S2Pro画像

M81H-alpha

R200SS反射望遠鏡 ST-7E H-alpha=10分×11 G=5分×5 B=10分×2+5分×2

SBIG取り扱いのバンド幅が狭いHαフィルタによるM81です。
このフィルタを用いて系外銀河を撮影すると、銀河の中にある水素ガス領域(HII領域)を明瞭に描き出すことができます。
右上の写真は一番上の写真と同じG画像、B画像を使い三色分解合成したものです。カラーにするとよりいっそう、HII領域の分布がはっきりとします。
この画像を見れば判るように、M81のような比較的年老いたと考えられている系外銀河では、中心部には散光星雲が見られず、周辺の腕でのみ活発な星形成が行われているであろうことが想像されます。

HU領域の分布が判るのは良いのですが、やはり観賞用カラー画像としては、左下のRGB合成画像と見比べて、
見劣りしてしまう感は否めません。ナローバンドを用いたカラー表現は難しいものを感じます。

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