VISAC光学系 クローズアップAC2 SXV-H9
ペルセウス座にある惑星状星雲です。光度12.6等という暗いものですが、ネビュラフィルターを通すと口径13cm望遠鏡でも町中でその姿を見ることができました。
カタログスペックから想像するよりずっと明るい印象です。
写真に写すと複雑な構造が写り、興味深いものです。また、カラーでは美しい色彩が目を引きます。
今回の作例ではだいたい1150mm程度の焦点距離での撮影なのですが、この天体の魅力的なところは複雑な構造で、1000mmを越えるあたりから、複雑なガスの様子をうかがうことができるようになります。
カラーでは複雑な色彩で描き出されます。これはIDAStype2LRGBフィルターによる作例。
下のSBIG社製とはOVラインの透過率から色彩が違います。
イプシロン光学系によるM76です。RGBフィルターはSBIGのもの。
シーイングが悪かったこともあり、構造の描写には不満が残りますが良い色になり気に入っています。
シュミットニュートン光学系 ST7E