M75

MT160反射望遠鏡 DFK21AF04 30秒×16コマ

M75。いて座にある小さな小さな球状星団です。
視直径は1.9'しかありません。
それもそのはずで、この天体までの距離は、7.9万光年。球状星団としては、遠いところにあります。
また、その密集度はTで最も密集している球状星団ということになります。
恐らく、アマチュアが持つ口径では、星に分離して見ることはまず不可能でしょう。

しかし、反面、密集度が高いということは輝度が高いということでもあり、明るい天体です。
そこで、ここでは、DFK21AF04を用いて、30秒露光で、ノータッチで撮影しました。
1000mmの焦点距離と小画素サイズのCCDカメラではさすがに、星に分解して詳細に写しとることが出来ます。
参考までに、下に750mmと9ミクロン画素の冷却CCDカメラで撮影した例を載せておきます。
焦点距離と画素サイズの細かさが如何に解像力に影響を与えるかの参考程度にはなるでしょう。
こうしてみると、9ミクロン画素はやはり粗いのかなと思ってしまいます(焦点距離を伸ばせば解決しますが)


M75

シュワルツ150S屈折望遠鏡+Chromacor ST-7ME L (IRC+SC46)=1分×3
低空で、薄雲があったようで、写りがイマイチです。
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