M46

イプシロン200  ST8XME 

とも座にある美しい散開星団です。 私の最も好きな散開星団です。
きわだって明るい星があるわけではなく、しかし暗い星々というわけではない。まるで銀砂をふりまいたような美しく繊細な感じをうける星団です。
明るい町中では、透明度の良い冬でも特に澄んだ夜でなければその姿を見せず、はかなげな印象があります。
この星団は人気があってよく写真にも写される散開星団です。すぐとなりに明るくまばらな散開星団M47(NGC2422:本来のM47は不明)があること、さらに星団の中にNGC2438という惑星状星雲があること、なにより星団自体が美しいことが人気なのでしょう。
星数は150個、分類はfでやや密集していることもあって、冷却CCDカメラでも好対象です。

さて、この画像のほぼ中心に見えている惑星状星雲NGC2438ですが、10cm程度の口径でも見えるようですので、ぜひチャレンジしてみてください。ネビュラフィルタの類が最も効果的に威力を発揮する天体ですから、もしお持ちなら、ぜひ使ってみてください。町中からでも見えるかもしれません。
NGC2438が5000光年、M46が3200光年。どうやらたまたま同じ方向に見えているだけのようです。


M46

MT160望遠鏡+レデューサ ST7E R=3分×4  G=3分×4  B=3分×2+5分×2

とも座にある美しい散開星団です。 私の最も好きな散開星団です。



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