亜鈴状星雲 M27

MT160反射望遠鏡  SXV-H9 R=5分×3枚 G=5分×3枚 B=5分×3枚

こぎつね座にある、有名な亜鈴状星雲です。
惑星状星雲としては大型な星雲で小さな望遠鏡でもよく見えます。
また、明るい星雲で、都市部であっても、透明度が良い時には、13cm反射望遠鏡で、銀行の地図マークの様な姿を見ることができました。

今回、MT160直焦点による撮影ですが、シンチレーションに恵まれた為か、それとも、画素が細かいCCDカメラの為か、処理技術の向上もあってか、
下のVISAC鏡に比べても解像力良く写せている気がします。


VISAC望遠鏡  ST-7Custom R=5分×5枚 G=5分×5枚 B=5分×4枚

亜鈴状星雲です。
今回、フィルタは、TTL社製G、B、IDAS TypeV Rを使ってみました。
下のIDAS Type3 RGBと比べると青い星雲がやや青緑色を帯びているのがお解りになるかと思います。
今回は、LRGB合成処理ではなく、純粋にRGB合成による作例としました。
理由は、単にこの色を上手く転写できなかったからなのですが (^^;
透明感がなくなってしまうのと色調が大きく崩れてしまうので、LRGBでは難しい天体かもしれません。


MT-160 ST-7E L=5分×8枚 R=5分×3枚 G=5分×4枚 B=5分×6枚
*RGBはR200SS CV-04Lにて

今回、撮影にはIDAS製のType3RGBフィルターを使用してみましたが、この星雲の持つ緑色〜黄色が再現されず、色彩に不満が残りました。
TTL社製フィルターによるものの方がより深みのある色合いを示してくれます。 inserted by FC2 system