M110

イプシロン200 ST7Custom 

アンドロメダ座大星雲のお供の銀河として、あまりに有名な存在です。ドライヤーカタログではNGC205の番号が付与されていますが、メシエナンバーの最後を飾るM110が後年与えられています。

さて、このM110、アンドロメダ大星雲の付録という感じにどうしてもなってしまいますが、実わ、単体でも視直径が11’もある立派なものだったりします。
分類は楕円銀河で特異を示すpの添え字付きのEp型となっています。
この写真にもなにやら暗黒物質らしきものが伺えます。
また、よくある楕円銀河とは違い色調が黄色ではなく、どちらかというと青味を帯びて写りますから、確かに普通の楕円銀河とはやや異なっているのでしょう。
下の写真からも、M31の中心部に比べM110は明らかに青味を帯びている様子が良く判ります。


100SDUF屈折望遠鏡  CV-04L  L=10分×2+5分×2 R=5分×2 G=5分×2 B=10分×2
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