M100

オライオン30cm反射望遠鏡 with MPCC ST8XME L=5分×19 R=5分×10 G=5分×8 B=5分×8

ちょうど正面から見た腕の開いた渦巻き銀河で、分類はSc型です。
銀河の中心から対照的に出た2本の腕が大変美しく、一度は撮っておきたい銀河のひとつにあげられることでしょう。
HSTが撮影したことで有名な天体です。
光度10.2等 視直径7.5' x 6.4'と系外銀河としては大きい方ですが、しかし、見映えという点では、1200mmの焦点距離をもってしても、
まだやや物足りなさが残ります。

左にある銀河は、NGC4328 光度14.3等 視直径1.4'×1.1'の小さなレンズ状銀河です。上に腕がつながっている銀河は、NGC4322 光度14.9等視直径1.1'の小さな銀河。その先にある淡い小さい銀河は、VCC619 光度18.2等!の非常に暗い楕円銀河です。
右端にある淡い銀河は、MCG3-32-11 不規則銀河です。光度は15.8等。右斜め下のやや明るいものはUGC7425です。
M100の周囲にはこのような小さい系外銀河が沢山見られます。


M100

MT-160反射望遠鏡withレデューサ ST-7ME L=5分×5
※RGBはR200SS+ST7E R=5分×2 G=5分×2 B=5分×3


M100自体は、7.5'×6.4'の大きさがありますが、淡い部分を含むのかこの画像ではやや小さく感じ、物足りない。
もう少し長焦点で撮る天体なのでしょう。
だんだん、どう撮影すべきかみえてきたかな。
周囲に14〜15等級のいくつかの小さな銀河が写っています。
M100の右にあるのが、NGC4328、その下にあるのが、VCC636、16.4等の暗い銀河です。
M100の下にあるのが、NGC4322。左やや上にあるのは、IC783Aで15.2等の小さい銀河です。
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