ASC-11 ST7Custom with AO-7 3Hz駆動 L=10分×9 
RGB R200SS反射望遠鏡 R=5分×2枚 G=5分×2枚 B=10分×2枚

おうし座にある超新星残骸です。が、多くの場合、惑星状星雲に分類されています。
かにの甲羅のような形をしていることから、かに星雲のニックネームを付けられています。
しかし、小さい望遠鏡で眺めると、その姿はどちらかというと佐渡島に似ています。
町中からでは少々見るのは厳しいようで、透明度のよい晩にかすかにしか見えませんでした。

写真やCCDカメラでは写し易い星雲ですが、かなりの微細構造を持っており、作者の技量を問われる天体ともいえそうです。
判断のポイントは、
・フィラメントの様子
・パルサーが2つに分離していること
・HSTが写した波紋模様
というところでしょう。HSTが写した波紋模様については30−40cm(焦点距離2000mm以上?)といった大口径望遠鏡でその断片が捕らえられるようです。

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