IC5067 ペリカン星雲

100SDUF屈折望遠鏡 ST7E L=2分×2 R=2分 G=2分 B=2分 6画面タイリング処理

有名なペリカン星雲です。大きい天体のため、今回は画像をずらしながら撮影し、6画面合成しています。
各画像は短時間露出ですが、ST7Eの高感度や画素数増大によるプリント時の拡大率低下により、画質的にはまず満足のいくものにしたてあげることができました。
なお、このペリカン星雲、OVフィルターを介することで眼視でも見えるそうです。


IC5067 ペリカン星雲

FL-80S蛍石屈折望遠鏡withレデューサ SXV-H9 Hα=10分×20

ペリカン星雲のHα単色像です。今回はF5.6での撮像ですが、いかんせん、暗く、長時間露光が必要です。
また、この画像からは判らない様にしていますが、これだけの露出時間をかけてもなお、露出不足で画像が荒れています。
F5.6という暗さを思い知らされました。


IC5067 ペリカン星雲

タムロン300mmF2.8開放 ST7Custom Hα=10分×10

前回は、F5.6の暗さを実感させられました。そこで今回はタムロン328での撮影です。
F2.8はF5.6と比べると実に4倍もの感度を稼ぎます。その為、今回の画像は総露出が半分にも関わらず、
ペリカン星雲の淡い部分まで捉えることに成功しています。
その反面、今回は300mmと焦点距離が短く、画素サイズも9ミクロンと大きいことがあり、
星雲自体の分解能は大きく損ねてしまっています。

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