IC342

   MT160反射望遠鏡withレデューサ ST7Custom L=5分×15
R=10分×2,G=10分×3,B=10分×4

きりん座にあるICナンバーの銀河ですが、視直径が18'と系外銀河としては大きい天体です。
反面、輝度は低く、難物とされています。

実際に撮影してみると、L画像に関しては、光害あふれる町中の自宅からでも問題のないレベルの画像を取得することができました。
問題はRGB画像の方で、あまり良好なカラーデータを得られませんでした。
G画像で光害の影響が大きく、星雲が光害に埋もれてしまうことと、背景の偏りを上手く補正しきれず、上手く描出できないことによります。
本来、この星雲は、青が非常に淡く、黄色く発色する筈なのですが、それがこの画像では表現できてません。
一見、違和感がなく見えるのは、LRGB法のマジックですね。
星雲はほとんど無色、となっているわけです。

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